1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 on October 2016
新刊『また、桜の国で』

 

10月12日、祥伝社より『また、桜の国で』が発売されました。

 

 祥伝社の書籍紹介ページ

 

「小説NON」で連載された『革命のエチュード』を改題いたしました。

 

内容については――連載開始時のブログに書いた記事を引用してみましょう。

 

1938年秋、彼が外務書記生として在ポーランド日本大使館に着任するところから、物語は始まります。
この時点で日本とポーランドはまだ敵対関係にはありませんが、翌年9月にはドイツ軍がポーランドに侵攻し、第二次大戦が始まります。
ポーランドは連合国側へ、そして日本は枢軸側へと袂を分かつことに。

ポーランドというと、日本ではいまいち馴染みが薄いですが、美しい文化と人々、そして欧州でもずば抜けて過酷な侵略の歴史をもつ国です。しかし街が焼け果てても、国が消えても、そのつど復活する不死鳥の国でもあります。

第二次大戦中、連合軍の中でただひとつ最初から最後まで諦めず戦い続けたこの不屈の国で、日本人である主人公は何を見たか。どう生きたか。

ぜひご覧になってくださいませ。

(引用おわり)

 

 

装画は、連載でも素晴らしい扉絵を描いてくださった永井秀樹さん。

装幀は多田和博さんです。

自分が思いのたけをこめた物語を、ものすごく素敵な形で表現してくださって、感激しきりです。

 

また、発売にあたって、サイン本も一部書店様に置いていただけることになりました。
書店様リストは以下の通りです。
 

紀伊國屋書店新宿本店

三省堂書店神保町本店

三省堂書店池袋本店

ジュンク堂池袋本店

丸善丸の内本店

八重洲ブックセンター本店

オリオン書房所沢店

ときわ書房本店

ときわ書房イトーヨーカドー船橋店

柳正堂書店オギノ湯村SC店

 

まことにありがとうございます!!!

 

   ***

 

私は現在ぶっちゃけ燃え尽きて灰状態ですが、執筆にあたってあらゆる力を問答無用に絞りとっていく物語に出会えたということは、書き手にとっても大変な喜びでもあります。

なにより、発売に至るまで本当に多くの方に助けていただきました。

 

ですが、皆さんに物語を受け取っていただいた時はじめて、作品は完成します。

 

どうか、一人でも多くの方に手にとっていただけますように。

そして、手にとってくださった方の心に何かひとつ言葉が響けば、これ以上の喜びはありません。

 

どうぞよろしくお願い申し上げます。

仕事 | - | -
新刊『帝冠の恋』

9月2日、徳間文庫より『帝冠の恋』が発売されます。

 

 

徳間文庫公式サイトの該当ページ

 

なんとなんと、巻末には、東宝版『エリザベート』でゾフィー大公妃を演じていらっしゃる女優・香寿たつきさんのインタビューが掲載されております!

ぜひぜひぜひぜひ(大事なことなので四回言いました)ご覧ください!!

 

時代は19世紀初頭。フランス革命、ナポレオン戦争という嵐が吹き荒れた直後のオーストリア。

衰微の色濃いハプスブルク家に、19歳のバイエルン王女ゾフィーが嫁いできたところから物語は始まります。

 

ゾフィー大公妃といえば、前述のミュージカルではシシィを厳しく教育する姑、旧態依然としたオーストリア宮廷の象徴のように描かれています。

なので、そんな認識の方も多いのではないでしょうか。

いや、間違ってはいないのですが。

 

表紙の肖像画を見てわかる通り、若かりしころのゾフィーは絶世の美女で、「バイエルンの薔薇」と称えられるほどでしたが、彼女にはその美貌だけではなく、ヴィッテルスバッハ家の帝王の気質、メッテルニヒ宰相が認める政治センス、何ものにも揺らがぬ強固な意志の力がありました。

かくして、冷酷な夫と前時代的なハプスブルク家に苦しめられたゾフィーは、やがて「オーストリアただ一人の男」と揶揄まじりに言われるほどの権力者と成長していくのですが――

 

タイトルにある通り、これは恋物語です。

 

なんかかっこよさげなこと書いてきましたが、要約すると超スパダリでタフなヒロイン・ゾフィー様と、病弱で薄幸の深窓の令嬢ご令息であるヒーロー・ライヒシュタット公フランツくんとの恋物語です。

男女逆だったらまちがいなく少女小説のド王道だった恋物語です!

 

覚えておいでの方もいらっしゃるかと思いますが、2008年に集英社コバルト文庫より発売された同名文庫の改訂版となります。

加筆訂正はありますが、中身はほぼ同じです。

 

この物語にはじめて触れる方、そして二度目の方も、お楽しみいただれば幸いです。


 

仕事 | - | -
新連載「夏の祈りは」

いよいよリオデジャネイロ五輪が始まりましたね〜。

そして明日には、第98回全国高等学校野球選手権大会が始まります。楽しみです!!

 

さて、そんな熱い季節に、新潮社の「yomyom2016夏号」(8月1日発売)で、新連載「夏の祈りは」が始まりました。

 

 


新潮社「yomyom」サイト

“今年こそは、絶対に甲子園に行け! 

OB会の悲願と伝統校の重みを双肩に感じ、主将は県大会準決勝に臨んだ。

相手は波に乗る「逆転の溝口高校」――。”(上記サイトの紹介文)

 

 

ある公立強豪校を舞台に、年代記のような形で進んでいく話になるかと思います。

受け継がれていく想い、みたいなものを伝えられたらいいな〜と。

 

第一回は、1988年、第70回大会が舞台。

私もちょうどこのころ高校生だったので、書いててすごく懐かしかったです。

今はごくあたりまえな女子記録員もこのころはあんまりいなかったんだよな〜、とか、埼玉大会は準決勝と決勝は西武球場(ドームになる前の)だったんだよな〜、とか忘れかけてた記憶の扉がばんばん開きまくりました。笑

 

第一回タイトル「敗れた君に届いたもの」は、私のタイトルセンスのなさに涙した担当氏がつけてくれました。

切なくてかっこいい! あっでも今気づいたけど微妙にネタバレし(略

 

挿画は丹地陽子さんです!!

主人公であるキャプテンが背負い続けたものが、見る者の胸にうちます。

もうね、この光と影がほんと絶妙で素敵なのです!

次の主人公はどんなふうに書いていただけるのかな〜と今からすごく楽しみです。

 

「yomyom」は季刊なので、次は11月でしょうか。

連載は全四回。これから一年、どうぞよろしくお願いします!

仕事 | - | -